詩の独白
街中の
ちいさなみどりが苦痛を吸い込み
汐の引いた海に
こころをうばわれる
わたしのやすい命なら
それだけあれば赦せてしまう
だが本当は
それでいいんだ
そんなにあれば充分なんだ
ひとはすべてを
おもく見すぎる
の、かもしれない