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境界線
夜
の
廊下
の
四角
の
青
空
の
コップ
の
円
の
白
地
の
メヒシバ
の
デルタ
の
黄
指間
の
色
そ
の
色
ゆび ま
「カラーレス」
何もない場所
そこに缶を置いてみよう
そこには缶がある
何もない場所
指の間から見てみよう
そこには指間と奥がある
何もない場所
私がそれを見てみよう
そこには
私と
世界と
間の透明がある
何もない場所
「何もない場所」
道端
から
道端
への
その空白
近影
から
近影
への
その空白
言葉
から
言葉
への
その空白
空白
空白
への
その空白
「no space」
壇上
と
紙面
太陽
と
満月
彼
と
彼女
と
手の
甲の
裏の
光の
隠した何か
明
と
明
は影すら消して
私は私を忘れていった
どうして全てを消すからか
星にいること忘れてた
「蒸発現象」
人
の
営み
の
Chimney
の
煙
の
Piece
の
雲
の
水
の
憧れ
の
空
の
色
の
星
の
家
の
黒
の、先の先の先
「宇宙旅行」
シンメトリー
の
蛍光灯
の
群れに
生まれ
る点滅の
なも
なき
ドゥーマー
その端
蛾
と
なった
私が
明
に向かって
飛んでいた
「デストルドー」
２０２４/１２/２４ 竹田海里
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